みなさん、こんにちは。
いっさん小牧です。
このたびは「第二回いっくん大賞」へのご応募、誠にありがとうございました。
集まった作品の総数は159作。
これは驚嘆に値すべき数字です。もちろん第一回の総数(120作)を超えています。みなさまのご興味の深さとチャレンジ精神、そして作家仲間のわたしに対しての友愛のこころに深く感謝を申し上げます。
今回のコンセプトは、前回と変わりません。
「作家同士の作家のためのお祭り」です。
いつもは読者の目や感想を気にしたり、宣伝や広告に注意を払っていらっしゃると思います。だけど本賞にはその要素は必要ありません。作品の形式・発表媒体・執筆歴・文字数・ジャンル・星や評価の数などいっさい関係なく、フラットな状態でみなさんに盛り上がっていただきたいと思うわけです。
たまには作家同士だけのお祭りがあったっていいじゃないですか、ねえ?
みなさんに楽しんでいただくために二つの工夫を講じました。
一つ目は、参加者共通DMの設置です。このDMの使い方は別項で書かせていただきますが、作家同士の交流をうながすものです。事務局は読んだ物語とその感想を、このDMに適時発表していく予定です。どんな作品が応募され、その作品の見どころはどこにあったのかを知り、ぜひ作者様のことを覚えていただければと存じます。
二つ目は、上記と関連するのですが、この企画を通じてたくさんの投稿作に触れていただきたいということです。小説は「作者の人生が刻まれているもの」。わたしは以前よりそう感じております。だからどんな物語も尊いですし、興味深いです。一人の人間がどのように成長し、なにを感じてその物語に至ったのかとイメージしていただけるとより楽しめると思います。
今回の応募作一覧をごらんください。
あなたと親しい方の名前があるかもしれません。
あなたと気の合わない方の名前があるかもしれません。
だけどこの企画の中においては、そこはフラットにいきましょう。それぞれ敬愛する作家として認め、お互いのことを一から知る感覚で接していけば刺激的な体験になるのではないでしょうか。また、そうあれるよう事務局一同努めてまいります。
そう、この企画のメンバーは「出会ったばかり」。
そういうふうにイメージすると新鮮です。要項に書きましたとおり本賞はなんらかの利益を得るものではありませんので、わたしの作品を読む必要はまったくありません。ただ、「いっさん小牧」という存在、そして事務局の浅田千恋さん、飛鳥休暇さん、ごんのすけさん、虚仮橋陣屋さん、TwinCrowさん、松宮かさねさん、西村好華さん。この「存在」については覚えていただき、今後とも仲良くしていただけると幸いです。
堅苦しくなりましたが、以上をもちまして開会の挨拶とさせていただきます。
重ねてとはなりますが、この度はご応募・ご参加、誠にありがとうございます。
この機会があなたの執筆と読書に対して新鮮で刺激的な経験になりますことを、事務局一同心より願っております。
じゃあ、これからどうぞよろしくね!